令和5年度 理学研究科・理学部技術研究会が開催されました

2023年12月5日に理学研究科・理学部技術研究会が開催されました。

今年度は、4年ぶりに対面のみでの開催となりました。

大学院生命科学研究科(理学部生物学科)田村宏治教授による特別講演「細くて小さなガラス細工が立証した、鳥類恐竜起源説」の他、理学研究科技術賞表彰式と受賞者講演、技術職員による技術関連発表7件がありました。

技術研究会での講演、報告と技術関連発表の内容は、年度末に発行される「令和5年度技術部報告」に掲載される予定です。

理学研究科物理学専攻 梅津 裕生氏が令和4年度総長業務功績賞を受賞しました

 総長業務功績賞は、職員の職務遂行意識の高揚並びに本学の業績改善及び効率化の推進を図ることを目的とした表彰で、事務部門、技術部門から成り、技術部門は本学の研究を技術面から支援する職務において、研究成果の創出に係る顕著な貢献その他の業務上特に顕著な功績があった者について表彰されます。

 令和4年度は全学から3名の技術職員が表彰され、本研究科からは物理学専攻の梅津 裕生氏の「加速器原子核物理学実験に用いる特殊装置の設計・製作支援」が受賞し、3月14日に総長から賞状が授与されました。

 この業績は2つの加速器施設で行われた原子物理学実験のために、多数の検出器と機器を組み込み、移動・ドッキング機構も備えた2種類の大型装置を設計・製作・設置した。本装置開発により実験が効率的かつ安全に遂行され、その結果からプレスリリース2件、学会64件、論文19件の発表が行われ、研究結果創出に大きく貢献した事が評価されての受賞となりました。