理学研究科物理学専攻 梅津 裕生氏が令和4年度総長業務功績賞を受賞しました

 総長業務功績賞は、職員の職務遂行意識の高揚並びに本学の業績改善及び効率化の推進を図ることを目的とした表彰で、事務部門、技術部門から成り、技術部門は本学の研究を技術面から支援する職務において、研究成果の創出に係る顕著な貢献その他の業務上特に顕著な功績があった者について表彰されます。

 令和4年度は全学から3名の技術職員が表彰され、本研究科からは物理学専攻の梅津 裕生氏の「加速器原子核物理学実験に用いる特殊装置の設計・製作支援」が受賞し、3月14日に総長から賞状が授与されました。

 この業績は2つの加速器施設で行われた原子物理学実験のために、多数の検出器と機器を組み込み、移動・ドッキング機構も備えた2種類の大型装置を設計・製作・設置した。本装置開発により実験が効率的かつ安全に遂行され、その結果からプレスリリース2件、学会64件、論文19件の発表が行われ、研究結果創出に大きく貢献した事が評価されての受賞となりました。

 

令和4年度 理学研究科・理学部技術研究会が開催されました

2022年12月6日、理学研究科・理学部技術研究会が開催されました。

 

今年度も、大講義室とオンラインを利用したハイブリッド形式での開催となりました。

 

理学研究科地学専攻の古川善博准教授による特別講演「太陽系物質分析と初期地球環境模擬実験から
迫る生命分子の起源」の他、理学研究科技術賞表彰式と受賞者講演、大学等環境安全協議会技術賞受
賞者講演、技術職員による技術関連発表4件、研修報告、新職員の紹介等がありました。
会場、オンラインともに多くの方々にご参加いただきました。

 

技術研究会での講演、報告と技術関連発表の内容は、年度末に発行される「令和4年度技術部報告」
に掲載される予定です。